記録されるデータ

PC画面上に表示され、作業対象として選択されているウインドウをアクティブウインドウと呼びます。Quality-Workでは、ウインドウがアクティブになっている間に行われた操作を「アクティビティ」として記録します。アクティビティに含まれる項目は以下です。

  • ウィンドウがアクティブになった時間
  • アクティブになったウィンドウを表示しているアプリケーション名とウインドウのタイトル
  • ウインドウがアクティブになってから、他の画面がアクティブになるまでの時間もしくは休止状態になるまでの時間 (ただし、キーボードやマウスからの入力が3分以上ない場合はそのウインドウはアクティブでなく休止状態になっていると見なします。)
  • マウスの移動距離 X軸(水平)方向とY軸(垂直)方向それぞれのマウスのドラッグ移動量
  • キー入力した回数
  • スクロールを行った回数

アクティビティーの分類

Quality-Workでは、ビューとカテゴリーという概念に基づいて記録されたアクティビティの分類を行うことができます。

ビュー

記録した作業データは、色々な観点で分類できます。例えば以下のようなものがあります。

  • 「文書作成」「プログラミング」「会議」「学習」など作業種別の観点による分類
  • 「A案件」「B案件」など案件やプロジェクトの観点による分類
  • 製造業で言うところの「直接作業」「間接作業」などの観点による分類

Quality-workでは観点のことを「ビュー」と呼んでおり、まずビューを設定して、それごとにカテゴリー分けをします。

カテゴリー

ビューごとに作業をカテゴリー別に分類することができます。作業がどのカテゴリに属するかは、基本的に、アクティビティの持つタイトルの文字列データとアプリケーション名によって決定します。分類方法には以下の二種類があります。分類のための設定は「カテゴリーエディター」を使って行います。(カテゴリーエディタの使い方)

キーワードによる分類

アクティビティの持つタイトル、アプリケーションデータに、指定されたキーワードが含まれていない場合に当該カテゴリーに属すると判断します。また、含まれている場合には当該カテゴリに分類しない「NOTキーワード設定」もできます。

例えば、キーワードとして「Mac」、NOTキーワードに「Apple」を設定していると、「Macを Apple Storeで購入する場合」というは当該カテゴリに分類されませんが、「駅から最寄りのMacを探す」は分類されます。

タイトルによる分類

指定されたタイトル文字列が、アクティビティの持つウインドウタイトルデータと一致した場合に当該カテゴリーに属すると判断します。

特殊なビュー(作業特性ビュー)

「作業特性ビュー」は、Quality-Workで最初から定義されているビューです。このビューが他と違うのは、ウインドウのタイトルやアプリケーション名とは関係なく、キー入力や、マウスによるドラッグ、スクロールなどの量によってカテゴリーを分類する点です。作業特性ビューが持つカテゴリは以下の通りです。

  • アウトプット ドキュメントを作成したり、プログラムを作ったり、図面を作成したりなどキーボードやマウスからの入力が一定以上あるもの
  • インプット 文章を読むために画面が表示されており、表示されている時間は長いものの、キーボードやマウスからの入力がほぼないもの
  • ザッピング 流し見をしているため、表示時間が短くかつキーボードやマウスからの入力がほぼないもの

具体的な作業特性ビューの分類方法は以下です。

カテゴリ 分類条件
アウトプットキー入力が10以上、マウスドラッグ距離が1000以上
インプット表示時間が10秒以上かつキー入力が10未満、マウスドラッグ距離1000未満
ザッピング表示時間が10秒未満かつキー入力が10未満、マウスドラッグ距離1000未満

データの表示

各種グラフを使い、色々な方法でデータを表示することができます。

アクティビティリスト

記録されたアクティビティをリスト表示します。アプリケーション別、タイトル別のリスト表示もできます。

データグラフ

記録されたデータをグラフ形式で表示することができます。

日次、週次、月次、年次の集計情報

時間、キー入力、スクロール回数、マウスドラッグ距離の情報を棒グラフで表示します

総合時間情報

表示時間を日次、週次、月次、年次別に表示します

カテゴリーグラフ

カテゴリーに基づいて分類したデータをグラフ形式で表示することができます。

円グラフ

カテゴリー別の時間割合を円グラフで表示します

複合円グラフ

複数カテゴリーを組み合わせて円グラフで表示します

時間バーグラフ

時間単位ごとにカテゴリー別に使った時間を表示します

タイムチャート

24時間に行なった作業を時系列形式で表示します。